分散投資とは? 分散投資に必要なポートフォリオについても解説

初心者向け

投資を始める上で株式や為替、債権やコモディティ(原油や金など)などいろいろ投資先はあるかと思います。

しかしながらすべての財産を安易にどれか一つのものだけに使って投資してしまうと、財産が激減してしまうおそれがあるかもしれません。
また、逆にすべての財産を預金しているだけでは、財産を増やしていくことは難しいと思います。

株式や債券、預金などの金融商品を利用して、お金を上手にふやしていこうというとき、ぜひ知っておいてほしいのが『分散投資』と『ポートフォリオ』の考え方です。

これは、自分の手持ちのお金やライフスタイルなどにあわせて、金融商品が持っているリスクをできるだけ抑えながら、適切にリターンを得ていくために必要なものです。

株・為替・債権などいくつかの投資商品や銘柄に振り分ける

最初でも申し上げた通り、また、投資の世界にて「すべての卵を一つのカゴに盛るな」という格言があるように、
一つのシステムにだけ投資を行い、それがうまくいかなかったときは悲惨です。

投資をするときは株式だけ、や為替(FX)だけなど絞らずにいろいろな種類の投資商品に振り分けましょう。

さらに、例えば株式の中であっても一つの銘柄に絞らずいろいろな銘柄の株式に投資、
通貨であっても一つの通貨に絞らずにいろいろな通貨に投資するなど同じ種類の投資商品の中でも分散させるようにしましょう。

そうすれば、ある株式や通貨が値下がりしてしまったとしても、ほかの株式や通貨が埋め合わせてくれると期待できるからです。

このように様々な投資先に振り分けて投資し、リスクを抑えながら、着実な利益をねらっていく方法のことを「分散投資」と言います。

そして「ポートフォリオ」とは投資先の株式や通貨や債権などの金融商品の組み合わせのことを言います。

さらに「ポートフォリオを組む」というのは、どのような株式や金融商品を購入しようか、株はどの銘柄で何株ほど持つか、などの検討をするという意味です。

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