チャートの読み方

初心者向け

FXを始めるにあたってまずチャートの見方を覚える必要があります。

チャートとは為替などの価格の値動きをわかりやすくグラフのように表したものです。

このFXをやる上で基本となるチャートの読み方や使い方について説明します。

ローソク足とは

値動きを表すチャートの代表的なものとして挙げれれるのがこのローソク足です。

ローソク足とは、株価の動きを長方形(ローソク)に表したものです。
株価が始値よりも終値が高く終えたことを意味する「陽線」、株価が始値よりも終値が安く終えたことを意味する「陰線」があります。

通常、陽線は緑や白で表され、陰線の場合は赤や黒で表されます。

このローソク一本で一定期間の値動きが表されます。

チャートの多くの通常の設定では上の1本で1日の値動きを表す「日足(ひあし)」が多いです。
そして、日足のローソク足を連続して表に並べることで日足チャートができあがります。また、「週足(しゅうあし)」とは1週間の株価の値動きを表し、「月足(つきあし)」は1ヶ月の株価の値動きを表します。

さらに日足よりも長い足だけでない短い足もあり、これらには「1時間足」「5分足」「1分足」などがあります。

足の種類はチャートの画面にて変えることができるので、自らのトレードスタイルに合わせたものを選ぶことができます。

チャートからトレンド(方向性)を把握する

チャートを読む上で重要なことは、株価の大きな流れ、つまりトレンド(方向性)を把握することです。

為替や株などの相場は 一方向に大きく動いた後には、さらに大きく 同じ方向に値動きが変動する確率が高いです。

さらにしばらくの期間はその同じ一方向に動きやすくなる性質があります。これがトレンドです。

さらにトレンドに乗って売買すれば利益を出すことができると言われています。さらにトレンドに乗って売買すれば利益を出すことができると言われています。

トレンドは三種類ある

トレンドは大きく分けて三種類あります。

上昇トレンド

青い矢印の状態を指しています。
相場が一方向に上昇している状態のことを指します。

下降トレンド

赤い矢印の状態を指しています。
相場が一方向に下降している状態のことを指します。

レンジ

緑の矢印の状態を指しています。
横ばいの状態で相場が推移しており、「トレンドが発生していない」状態を示します。

トレンドラインでトレンドを把握する

トレンドラインは、トレンドを分かりやすくするためにチャート上に引いた補助線のことを言います。

トレンドラインは過去に相場が反転したところ(相場の山と谷)を結んで作ります。

トレンドラインも二種類あります。

上昇トレンドライン

上昇トレンドのときに相場を支えている線です。

この上昇トレンドラインは切り上がっていく山と谷の連続的な波の中で谷と谷を結んで直線で結んで作ることができます。

下降トレンドライン

下降トレンドのときに相場の上値を抑えている線です。

切り下がっていく山と谷の連続的な波の中で山と山を直線で結んで作ることができます。

移動平均線でトレンドを判断する

上の画像のオレンジの線は移動平均線といい、ある一定期間(例えば5日間など)までの価格の平均を取り、日々の計算した平均を結んだ線となります。

この線が上向きであれば上昇トレンド、下向きであれば下降トレンドと判断されます。

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